ゆり、急性腎不全
ゆりが急性腎不全で、一時危ない状態に陥りました。
11/12、誰かが吐いた胃液に血が混じっているのを発見、翌13日ゆりが吐いていることが判明、日曜なので翌日病院に連れて行かねばと思っていたら14日の朝にはもうぐったりして鳴く元気もなく、毛もバサバサで一刻の猶予も無い状態に。
すぐにかかりつけ医に連れて行ったら、診断は急性腎不全で、腎機能の7割が既に失われて危険な状態。すぐに入院して点滴で投薬治療を開始しましたが、全身状態から、この数日が山と言われました。
幸い、若かったこと、腎臓の残った機能が薬によく反応し、数日で何とか生命の危機は脱しました。薬の点滴を外しても何とか急変しない程度まで落ち着いてきたので、退院して現在自宅で毎日皮下点滴を行っています。
一時は腎機能の低下から老廃物が体中に溜まり、口内炎や胃炎、膀胱炎などもあり、入院する朝などは口が痛くて、飲みたいのに水も飲めない状態で3.0kgの体重が2.4kgまで減っていましたが、退院後は食欲爆発、むさぼるように食べて、4日で400gも戻り、現在2.8kgです。
今朝のゆり。こんなに元気になり、驚いています。頑張ってます。偉いね。
今日の朝食の風景。減った分を取り返すかのように他の子が小腹が満たされて場を離れても、一心不乱に食べ続けています。今はまだ急性期なので、しっかり食べて体力をつけるのが何より大事と言われたので、いい傾向です。
ロイヤルカナンの腎臓サポートのドライフードが気に入ったようで、食べたいだけ与えていますが、とてもよく食べます。
機能を失った部分の腎臓は元には戻らないのですが、保水が上手くいくと生き残った腎臓がなんとか機能して、ある程度のレベルまで元気にはなるそうです。今、まだ本来のゆりの元気さには及びませんでしたが、ゴロゴロ言うし、「キャ♪」と鳴いたり、キッチンカウンターにジャンプしたり、少しずつゆりらしさが戻ってきました。このまま日常生活に戻れるといいなと思っています。
人工透析は、猫でも一回4時間かかるため、現実的ではないそうです。そのため、皮下点滴をして水分保持と、水分保持によって腎臓の毛細血管の血流量の増大を図り、残された腎臓の機能を出来るだけ上げて尿毒症にならないようにする方法です。病院に毎日通院するのは共働きの我が家では困難なので、自宅で行っています。慣れてきたら皮下点滴は所要時間は一回2分程度なので猫にもそんなに負担はありません。
あと、水素の抗酸化力が様々な病気の改善に役立つとして、水素水を薦める人も多いので、市販の水素水も飲ませています。これはランニングコストを考えて、将来的には自宅にサーバを置くことも考え中。
できるだけ元気で長く生きてほしいというのが、切なる願いです。今週末、退院後一週間目の血液検査を受けて、また今後の治療方針を立てる予定です。
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