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2009年7月 9日 (木)

楓くんの容態

さて、ずっと足の具合が良くなかった楓ですが、6月末に東大病院に連れて行ったら、なんと原因はすぐに特定されてMRIの必要もなくなりました。触診で判明しました。

歩き方がおかしかったのは、両足の膝蓋骨(膝のお皿)が脱臼していたからだったのです。純血種の犬にはよく見られる症状ですが、猫では東大病院でも数例、世界的に見ても症例が少ないのだそうです。そのため、かかりつけのクリニックや最初の大学病院で疑われもしなかったのです。

レントゲンで骨の形から、生まれつき膝のお皿が脱臼しやすい体質と分かりましたが、直接の原因はロフトから落ちた衝撃で靭帯が伸びてしまい、少しのことですぐに脱臼してしまうようになったためのようです。治療開始するまでは、数分に一回ぐらい脱臼していましたから、殆どまともに歩けませんでした。

犬ではとても簡単な手術らしいのですが、猫は飼い主の言うとを聞いてリハビリを継続することが稀なため、手術しても良い結果になるとも限らないと言われ、結局コンドロイチンなどの関節に良いサプリメントを採ることと、リハビリをして膝関節の血行を良くしていくという治療方針が立てられました。

手術をしなくていいなら、何よりです。

おかげさまで、経過は比較的いい感じです。犬猫専用の病院用コンドロイチンを服用してリハビリするようになって2週間経過しましたが、脱臼する頻度が激減しました。脱臼による痛みや動きづらさから足を動かさないでいると血行不良になり、ますます膝関節が固まってしまうため、毎日膝の屈伸のリハビリは欠かせません。

リハビリと言っても、こんなものですが・・・。膝の曲げ伸ばしを一日100回ずつ。

猫のリハビリ

最初に膝のお皿が外れていないか確認して、外れていたらちゃんと元の位置に戻してから屈伸運動させます。なでまわして、ご機嫌をとりながらやります。(^_^;)

猫らしい弾むような歩き方に戻りつつあり、少しホッとしています。ジャンプも、1mくらいならできるようにもなってきました。早く元通りになるといいと思っています。

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これは今年1月の写真。足を痛めてから楓は一度もキッチンカウンターに上がっていません。おかげでおすがり猫のゆりまで上がらなくなってしまいました。楓が余り遊べなくなって、一番困っているのは、ゆりです。一番の遊び相手が楓でしたからね〜。お陰で退屈したゆりが以前にも増して人間ストーカーと化しています。




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コメント

まずは原因が判明してひと安心ですね…。
ちゃんと調べると、お皿の脱臼まで分かるんですね。ビックリしました。いざとなったら東大病院!ですね。手術もせずに済んで何よりです。色々心配事が増えますからね…。

楓くんはちゃんとリハビリ出来て、えらいですね。
アゴ下をナデナデしながらのリハビリも、愛情いっぱいで^^……。
少しでも早く回復するようにお祈りしております!

投稿: shino | 2009年7月 9日 (木) 07:42

お久しぶりです。
楓くんの病状といいますか、原因がわかってよかったですね。
手術をしなくてすんで、ほんとによかったです。
リハビリもママとスキンシップを取りながら楽しくやるものですし、楓くんに大きな負担がなくて、ご家族皆様も安心なさったことでしょう。
楓くんの早い回復を祈っております。

投稿: りこやん | 2009年7月 9日 (木) 17:37

楓君の原因がわかってよかったですね。映像をみたら楓君がおりこうさんにリラックスしてリハビリを受けていて安心しました。きっとよくなりそうですね。

投稿: hitomi | 2009年7月 9日 (木) 22:39

うわぁー、活発なかえちゃんだけに辛いよねぇ(涙)
緊急救命獣医でよく脱臼したワンコの治療を見たけど、
そっか、ニャンコはそういった理由で手術向きじゃないんだ。
でもリハビリで改善できる状態で本当に良かった!!
このままコンドロイチンの成果が上がれば良いですね。
リハビリ頑張ってください。

投稿: カゴメのかーちゃん | 2009年7月10日 (金) 14:40

脱臼だったんですか~ 驚。
原因がわかって、よかったですね。
もし、また手術を受けるようだったら、この間手術を受けたばかりなのに可哀想だなぁと思ってたので
毎日のリハビリとサプリメントで脱臼の回数が減らせるなら、本当によかったです。
それにしても楓くん、おりこうさんにリハビリを受けてますね~ 偉いです。
うちの子だったら、とてもこうはいきません(>_<)
早く元通りになって、思いっきり遊べるといいですね。

投稿: mayu | 2009年7月10日 (金) 21:17

ともかく、原因がわかって何よりです。
動画のリハビリを拝見すると、楓君の飼い主に対するの信頼感を強く感じます。
我が家のコラだったらすぐにケリケリして逃げてしまいます。
早期の回復をお祈りしています。

投稿: マコちゃんの母 | 2009年7月11日 (土) 09:35

お久しぶりにおじゃましました。
快方に向かっていて何よりです。楓くん。
本当に信頼してくれてるんですねえ。
我が家のレオも絶対にツメは出さないよい子ですが、
ドンナは出します。痛いです。時々刺さります。
ここの具合が悪いとは言えない子たち。元気がないと心配です。楓くんがはやくゆりちゃんと遊べるようになりますように。

投稿: nacchima | 2009年7月13日 (月) 22:37

shinoさん
意外にも、本当の怪我は最先端の検査機器ではなく、触診で分かったのです。そんなものなのですね。
楓がリハビリできるのは、やはり犬のような性格があったればこそ、という気がします。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:15

りこやんさん
ご無沙汰しています。
楓は心配しましたが、なんとか今のところは手術はしなくても大丈夫そうな感じです。
リハビリは赤ちゃん体操を思い出して懐かしくやっています。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:16

hitomiさん
楓君は犬みたいな性格だからリハビリができたのかも・・・と思えてなりません。不幸中の幸いです。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:17

カゴメのかーちゃん
楓は犬みたいな性格だからこそリハビリが出来たのかもしれません。だとしたら、手術してしまってもよかったのかも・・・とも言えます。
とりあえず、コンドロイチンで様子を見ます。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:19

mayuさん
まだ手術をしなくてすむと決まった訳ではないのですが、ここまで順調なら不要かも、という感じです。しなくて済むといいと思います。
リハビリを余りいやがらずに受けるのは、やはり犬のような性格だからでしょう・・・。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:20

マコちゃんの母さん
信頼なのか、なんなのか・・・。なぜか楓は母に絶対服従します。
リハビリは、途中で飽きてくると離してほしそうにもう片方の足で少し押してきますが、爪が出ていないのでそれは偉いと思います。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:23

nacchimaさん
ドンナちゃん、爪が出ますか。さくらもばっちり出しますよ〜。爪が細くて薄いのでプスプスとよく刺さります。楓は信頼してくれているのでしょうかねぇ、よく分かりませんが、絶対服従です。

投稿: harumi | 2009年7月14日 (火) 03:25

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