先日の岩手・宮城内陸地震で、逃げ惑う猫の様子をリアルにブログに残してくれた、「アメショっす!」を読んで、いつかしなければ、と思い続けてきた猫の防災対策にようやく本腰をいれました。
猫の防災対策(1)では、とりあえず必需と思われるものを。
1. キャリーケース

我が家のキャリーケースは、全部イタリアのファープラスト社のアトラスシリーズのものです。国際線積載基準を満たしている堅牢な作りで、うちのさくらのブリーダーさんも推奨しています。
ソフトキャリーをあえて選ばなかったのは、避難せざるをえない状況になった時、運搬の際重ねられること、場合によってはケージ代わりにここで長時間を過ごさざるを得ないことを想定したからです。
上が開くものとそうでないものがありますが、猫は入りたがらない、あるいは出たがらないで踏ん張るので、上が開く方がおすすめです。ケージとして使わざるを得なくなっても、この方が若干でも圧迫感が無いかな、と思いますし。(慣れない場所では上に布を掛けてやれば良いし)
我が家みたいに4匹いる場合、リュックタイプにしても自力で運搬は絶対無理なので(トータル19.5kg!!)キャリーカートかリヤカーなどに積載するしかないので、ハードキャリーは必須です。
2.キャットフード
普段食べているものを、とりあえず最低でも5日分。我が家は4匹で一日250gのドライフードほ食べるので、5日で1250g必要。
とりあえず、最低でも2kg入りのものは、普段からいつでも持ち出しできるよう常備しています。
3.猫砂
猫トイレは、なんとなれば段ボールに45Lのゴミ袋をかぶせれば用が足りますが、トイレ砂は市販の猫砂でないとどうにもなりません。衛生面、処理の簡便さ、消臭力を考えるとその辺の砂は現実的ではありません。
水が不足することを想定して、洗わねばならないすのこ式のシステムトイレは使い勝手が悪そうなので、ここはやはり固まる猫砂でしょう。
重い鉱物系よりは、消臭機能や固まり具合を考えると、おから系かな。いざとなれば焚き火で燃やせるし。(^_^;)
4.45Lゴミ袋
上記猫トイレの代用に。段ボールにかぶせれば、猫砂全体を交換する時もそのままくるっと口を縛れば捨てられます。また、ゴミ収集車が来るまでは猫砂を捨てたり流したりできないので、無ければ困るでしょうし。
5.水と水用ボウル
猫にミネラルウォーターは良くないというので、軟水系の水を専用に。人間用の防災飲用水もそれに統一しています。
6.雑巾
出先でゲロッピとかお漏らしとかされたらねぇ。ケージを拭いたり、必需でしょう。
7.グルーミング用品
何日の避難生活になるか分からないけど、爪切りとブラシくらいは必要でしょう。
8.ラップ
人間でもそうですが、お皿がなかなか洗えないでしょうから、紙皿やフードボウルにかぶせて、汚れる都度替えると衛生的です。
9.リヤカー

ついに、先日買いました。我が家は4匹いるので、手では運べません。さりとて、一次避難の時に家に置いて行くなんて絶対できません。避難する時は、必ず一緒です。だから、ハードキャリーに入れてリヤカーで運搬。
ついでに、人間用の防災用品一式もまともに揃えると一人分が軽く15kgくらいになるので、それも一緒に載せられるしね。
避難所の外にテントが建てられるなら、キャンプ用品一式も載せたいし。折りたたみできるアルミ製で、コンパクトで軽量です。
10.ケージ

避難生活を送ることになり、一日以上そこに滞在する必要にせまられたら、やはり要るでしょう。キャリーバッグの中ではいくらなんでもかわいそうだし。
ということで、キャスター付きがオススメとどこかで読んだので、お安いこれを購入。本当はもっとゴージャスなのがいいんだけどね・・・。高くて。(^_^;)
11.ハーネス
キャリーケースだけで一日、二日の避難なら、トイレにはハーネスをつけて出してやればいいかな、と。散歩はビビってしないだろうけど、例えば抱っこして少し歩いて気分転換くらいはできるかな、と。何に使うか分からないけど、犬と違って呼び戻しが絶対きかない猫だからこそ、必要かな・・・と思って。

サイズ合わせ時のさくらさん。採寸して買ったのに、普通サイズは胴回りが全然入りませんでした。_| ̄|○ 試しに楓用の大きいサイズをつけたら、ぴったり。シャルトリューの胴回りを侮っていました・・・。
12.首輪
我が家のにゃんずは普段首輪はしていません。ただ、避難する時などのために、猫の名前と飼い主の連絡先が分かるように、銘々のものは作ってあります。本当は万一家から逃げた時に備えて普段からはめているのが理想ですが、飼い主のエゴで、しない姿が美しいと思うのではめていません。(その代わり、万一の場合の個体識別のためにマイクロチップを導入)

上から檸檬、楓、さくら、ゆりのもの。食器に書いてる名前の色と揃えてあります。普段使うものではないので、個体認識し易い色ってことで。(芸がない)
マイクロチップは、猫たちが保護されてうちの所轄の行政と市内の獣医の元に渡れば必ずマイクロチップを読み取ってくれることになっているので導入しましたが、災害で大騒ぎの時、一般の人が一目で飼い主のいる猫と分かって連絡をくれるように、という意味で作りました。
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最低でもこれだけあれば、どこでもそれなりの水準で生活はできるかな、と。
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