遅くなりました。さくらさん、2歳の誕生日のエントリです。
9月7日、シャルトリューのさくらは、2歳になりました。恒例のお誕生日パーティです。
前回、さくらに不評だった鶏のささみはやめて、モナケちゃんが涙を流して喜ぶというシーバの缶詰をやることにしました。
「さあ、ごちそうだよ~♪」
普段は猫缶をもらわない彼ら、ましてシーバなんて初めて見るのに、缶を開ける前からみなさん、そわそわ。
「もったいつけないで、早くちょうだい」
さくらちゃんったら~、お願いするときまでコンパニオン立ちするなんて~、いや~ん、かわいい。
さて、お皿に盛りつけたら大騒ぎになりました。
さくらは、こういうときも余り慌てず騒がず、じっと待つのです。奥ゆかしいのです。というか、どちらかというと無言で圧力を掛けてくるので、檸檬や楓よりもプレッシャーを感じます。頭脳作戦なのかもしれません。女の子って、こんなものですか?
さて、さくらちゃん、お誕生日おめでとう~!!
ガツガツガツガツ・・・ すごっ! さすがシーバ 。食いつきが違います。やっぱり美味しいのね。
さくらさんも、今回はよく食べます。何枚も写真を撮っていたら気が散ったらしく、にらまれてしまいました。(^_^;)
それでは、さくらさんの2歳になったお祝いの雑感など。
さくらさんは、とにかく美しいお嬢さんです。親ばかを差し引いても、多分本当に美しい子なのだと思います。そして、美しいだけでなく、ちょっと幼い表情を残した、かわいらしさもあります。この美しさと幼さの微妙な加減が、彼女の魅力なんだと思います。
彼女の美しさに華を添えるのが、そのちょっと屈折した性格です。楓がスーパーストレートの直球で来るのに対し、彼女は常に変化球。まさに猫の「気まぐれ」とか「媚びない」とかいう言葉が彼女には似合っています。
基本的に、何をするのも、控えめです。一緒に生まれた文次郎くん、アトムくん、アテナちゃん、葵くん、ニコちゃんと比べても一番体も小さく、子猫時代の写真を見てもいつも後ろの方でちんまり写っているような子でした。当時の写真。←多分、左後ろのちっちゃいのが、さくら。多分、お母さんのおっぱい争奪戦でも、いつも負けていたんでしょう。今でも、ごはんの時には楓の勢いに圧倒されて譲りそうになるし(父と母が断固阻止する)、楓や檸檬とケンカしても、勝つことはめったにありません。遊んでいる最中に他の2引きが部屋に入ってくると、すっと手を引いてしまうような子です。力関係では、多分我が家では一番弱いのだと思います。でも、檸檬も楓もさくらとは仲良しです。よく一緒に寝ている姿を見かけます。
その控えめさ、「あたしが、あたしが」って前に出てくることのないはかない感じ、それでいてふわふわで綿菓子のようで、アイラインは兄弟いち濃くて、もう守ってあげたくなる要素満点ですから、我が家では特別待遇を受けています。檸檬はともかく、甘ったれの楓がやきもちを焼かない程度にではありますが、文字通り猫っ可愛がりしています。まさに、蝶よ花よと育てられ、下にも置かない扱いです。溺愛されています。悪いことをしても、「違うよ、こうするのよ」と示されることはあっても「こらぁぁ!」と怒鳴られることはありません。
我が家の「お嬢様」「お姫様」です。
とは言っても、彼女は決して弱弱しい子ではありません。実は、3匹の中で一番の病気知らずですし、一番の食欲の持ち主です。ご飯が時間通りに出てこないと一番怒って抗議をしにきます。「うにゃん!!」と言う時の顔は、般若顔です・・・。(^_^;)
それに、一番活発に遊びます。どんな遊びにもノッてきます。動作も一番機敏です。遊んでいるときは目を爛々と輝かせるので、これまた可愛くてついついせがまれると(結構要求の多い子です)相手をしてしまいます。こんな顔されたら、断れないですよ?
「ひもっ!!」
シャルトリューは、下半身がとっても安定しています・・・。(^_^;)
お目目ぴかぴかです♪
「ひもゲット♪」
得意満面(^.^)
こう見えて、好奇心は猫一倍旺盛です。何か音がすれば、現場に一目散にかけつけます。楓とどちらが早いかと言えば、さくらの方が大抵一番乗りですね。野次猫です。すっとんできて臆せずにフンフンにおいをかいでいるので、大胆な面もあるようです。
人は、嫌いではありません。見知らぬ人が来てもちょっと物陰から様子は見ますが、家の一番端の部屋でベッドの下にもぐるタイプではありません。落ち着いたら客人のところまでやってきます。何しろ野次猫ですから、お客様というイベントを逃す彼女ではないのです。楓の犬並みのフレンドリーさや、檸檬さんの屈託の無さとは違いますが、来客の前に自ら姿を現して遊んだりするのは、並みの猫さんからすれば十分社交的と言えるのではないでしょうか。ただし、愛想はよくありません。(^_^;)
実は、結構な甘えん坊さんです。檸檬さんが甘えたい時には自ら率先して膝に乗って「撫でてにゃ~っ!!」と甘える割に、一人になりたいときは勝手きままに一人で寝ているのと違い、さくらは一人がやや苦手です。大抵は人か猫がいるところにいます。
特に好きなのは、ママのいる部屋。でも、つつましいので膝に載ったりはしません。1~4m離れてくつろぎます。特に楓がいるときは遠慮して距離を置きます。でも、一人でママを独占できるときは、思いっきり椅子の足にすりすり(私の足にすりすりするのではないのがミソ)して甘えたい気持ちをアピールしたり、「みゅ~・・・」とかまって欲しいことをアピールしたりします。布団にいれば、そっと寄りかかって寝てきたりもします。
その、控えめな甘え方がいじらしくて、(屈折しているとも言える)たまらなくかわいいです。一見弱弱しいところも守ってあげたい気持ちにさせられます。
ママのいるところ、どこでもやってきます。楓といい勝負のママっ子です。なので、私のそばにはいつも楓とさくらがセットでいます。何しろストレートではないので、楓のように目立つように追ってはきません。気づくと、いつも傍にいるという感じです。そのあたりもさくららしくて、いいです。
楓が太陽のようにサンサンと愛情を注いでくるのに対し、さくらのは月のようにじんわりした光で照らしてくるような感じとでも言えばいいのでしょうか。でも、確かに感じる「おかあしゃま、一緒にいて~・・・」「おかあしゃま、遊んでほしいの・・・」「おかあしゃま、お布団で一緒に寝ましょう」「おかあしゃま、抱っこ・・・」というしぐさは、私を信頼してくれて甘えてくれているのが感じられて嬉しいものです。可愛い~っ!と大げさに近づくとさっと引いてしまう辺りも、意のままにならない恋のようで、味わいがあるものです。潮が満ちたり引いたりするみたいな関係も猫と暮らしている醍醐味で、いいものです。檸檬や楓のように、スキンシップは常時歓迎というのと違って、姫様のお気の向く時に撫でさせて戴く、という感じです。ありがたく撫でさせていただいてます。(^_^;)
んー、彼女に対する雑感を書くつもりが、溺愛しているから余り客観的に書けません。すみません。とにかく、このまま少女のような心と美貌を失わず、長生きしてください。
あっ、遅くなりましたが、文次郎くん、アトムくん、葵くん、アテナちゃん、ニコちゃんもお誕生日おめでとうございます。みんな元気にすごしてね!
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