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2006年8月17日 (木)

甘えん坊指数

ベネッセの宅配雑誌「ねこのきもち」を、購読している。3匹も猫を飼っていれば「何を今更」な話題が多いので、実は余り真面目に読んでいなかったのだが、8月号に、チェック式のテストがあって、「うちの猫の性格タイプ」というようなのを調べる特集がありました。項目は3つで、怖がり度、活発度、甘えん坊度です。

テストは質問に答えていき、採点して最後に合計点でタイプを判定するというものです。大体の結果は予想がついてはいましたが、これが案外と真面目にやってみると思っているより違っていたんですね。

まず、怖がり度。予想はしましたが、なんと3匹ともポイントゼロ。6点以下なら怖がり度が低く、7点以上なら高い、というものですが、0点って・・・。(^_^;) 普段から檸檬が、わずかに尻尾をふくらます程度のことはありますが、それ以上のことはないので、誰が来ても、何が届いても、何を見せられてもびびらないのを知っているので、「やっぱりね。」な結果。

活発度は、これも3匹ともほぼ共通した答えで、12点。9点以上だと活発度が高いと判定されるので、まぁこれも予想通り。高速連打パンチのさくらや2mジャンプの楓だけでなく案外と運動量も多く、いたずらもしっかりするという辺りで、一見まったりな檸檬も活発と判定。

意外な結果が出たのは、甘えん坊度テスト。5点以下なら甘えん坊度が低く、6点以上なら甘えん坊度が高いと判定されます。

まず檸檬さん。マイペースとは思っていましたが、撫でられると喜ぶし、ゴロゴロぐっぱぐっぱの癒しネコなので何となく甘え度は標準くらいかと思ったら、甘え度指数。(息子が回答すると3になるのは、息子にはより多く甘えるから。)つまり、とってもクールな単独派。はー、そういえば、ご飯頂戴も、すりすりじゃなくて「にゃーーーーん!!」と主張するし、撫でられて嬉しい時はともかく、寝てる時に触るとなにげに足で「いや」とか手を押し返されるなぁ。膝に乗るときも、牛乳やPCなど、彼の好きなものがある時だけだなぁ・・・あれは甘えではなくて、単純な物欲だったのか・・・。(-_-;) 寝るのも、連れてこないと一人でダイニングで寝ちゃうしなぁ。

意外なのは、さくらさんもでした。シャルトリューはマイペースなネコと、どのガイドブックにも載っています。個体差はあるし、うちのブリーダーさんのシャルは甘えん坊さんが多い中で、比較的スキンシップを好まないと最初は誤解されるくらい自己表現の下手な子だったので、どんなもんかと思ったら、甘え指数。平均的ですね。ちゃんと甘えるにゃんこだったんだ、と改めてホッとしました。このグループは人だけでなく、同居猫と一緒にいたいという気持ちも強いとあるので、楓の金魚のフンである理由が明らかになったわけです。

我が家の環境に慣れるのに少し時間が掛かりましたが、今は普通にすりすりしてくるし、お話しもしてくるし、遊んで~って来るし、寝る時は必ず私の布団で、しかも私に一度頭を撫でてもらってからじゃないと寝ないし、いつも一緒にいたがるし、ちゃんと甘えられるようになったんだなぁと安心した数値でした。

さて、予想を超える数値だったのは、くんです。甘え指数15。(^_^;) 確かに、もうそれは完璧なママねこです。すりすり、ゴロゴロどころじゃないです。さくらもですが、基本的に一日、一緒にいたがります。話しかけます。しかも、語彙が多いので、こちらも要求が分かってしまうので、簡単に応えられるものは応えてしまうので、ますますべったりです。玄関のお迎えはもちろん、風呂出待ちもします。ハチ公状態です。食事づくりを一部始終カウンターで眺めます。別になにかおこぼれにありつこうというのではなく、単に面白いらしいです。私もついつい「煮干はね、こうやって頭とワタ取るのよ~。でもこれは塩分強いからキミにはあげられないの~、ごめんよ~」とか話しかけてるし。彼が人間の子なら、料理の10品くらいそろそろマスターしていることでしょう。惜しいところです。

Kitchen

それからグルーミング好きなので、これまたこっちも毛づくろい、歯磨き、爪きり、シャンプーと楽なのでニコニコじっくりしてしまいます。

寝るのはもちろん私の布団で、私と並んで寝ます。先に布団に行って、さくらと一緒に私を待ってます。私が布団に入ると楓は何故か部屋を一周してから、横に寝、さくらは私のお腹の上をずんずん歩いてきて「おやすみ~」と頭を撫でてもらいにきてから、私の脇の下か股の間(布団の上)で、私の足に寄りかかって寝ます。

こうして書くと、さくらは楓の金魚のフンを長いことやっていたので(最近、流石にちょっと独立した。)二匹は行動パターンが似てるなぁと思います。でも、決定的な違いは、楓がとにかく私のいるところに常にいることです。

さくらは、ネコらしく独立した時間がちゃんとあって、そういう時は人に近寄られるとうっとうしがります。楓くんは、それがあんまりないんですよね。殆ど犬みたい。いつ撫でても、OK。いつ遊んでもノッてくる。本は14点以上の場合は分離不安に気をつけてとありますが、同居猫とも仲良しなので人がいなくなることそのもので変化っていうのはないですね。だからそういう心配もいらないでしょう。犬のような性格なんでしょう。そう思ってはいましたが、再確認した、という感じですかね。

Kade_sam

姉ちゃんのサマンサにも猫一倍親近感を持って接しています。・・・楓は姉ちゃんと遊びたくて仕方ないらしいですがね。禁じられた遊び。(^_^;)

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