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2006年6月

2006年6月30日 (金)

またたびを巡る争い

我が家は各部屋にそれぞれタイプの違う爪とぎを置いている。リビングのは麻布が張ってあるタイプので、またたびの粉が添付されている。またたびはなくても結構猫たちは気に入っているようだが、新しい面に変えてまたたびを振ると、家のどこにいても分かるらしく寄ってくる。

一番先に飛んできたのは、さくらだ。しかし、これが好きなのは一人ではないので、奪い合いが起こる。特にさくらはまたたびの粉が好きで、ひたすら舐めているので、横取りされる確立は高い。

一応パンチをする真似はするが、余り本気ではない。たくさんまたたびの粉を振ってあるので、適当に楓が酔っ払って離れたところで、さくらは舞い戻ってまた「ぞりぞりぞりぞり・・・」と舐め続けるつもりだから、多分余裕があるんだろう。

で、またたびには余り興味のない檸檬さんがその頃なにをしていたかと言うと・・・

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2006年6月25日 (日)

檸檬君、お誕生日おめでとう!!

6月25日は檸檬の1歳の誕生日だった。その翌朝腰を痛めた私はそれをエントリできずにいたのだが、遅まきながら、ご報告。

何日も前から買っていた猫缶。うちはドライフードのローテーションはやるが、ウェットをやることはお祝い以外ではまずない。理由は簡単。歯周病の懸念からだ。

さて、1歳になった檸檬君。立派に育ちました。

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病気もせずに、元気にここまで育ちました。初めて会った時とは随分性格が変わり、甘甘の甘えん坊の、ものぐさくんになりました。彼の特徴は、何と言ってもその丸い体・・・じゃない、丸い性格。爪を切ってもシャンプーをしても、ブラッシングをしてもお腹を撫でても、のほほ~んとして、家のどこででも寝て、誰に撫でられても喉を鳴らして、我が家の癒し猫です。このままセラピー猫として登録できるかも、と思ったりします。どんなことがあっても、爪を出しません。牙も出しません。どうしても嫌なことがあると、ちょっと牙を当てるフリをしますが、絶対噛みません。スーパー花丸いい子ちゃんです。でも、陰ではシンクに載ってるお皿をなめたり、テーブルのコップの牛乳をささっと飲んだり、なかなかのすばやさで犯行を重ねていることを母は知っているのだよ。だって君の毛、いっぱいぬけるからね。でもそんなのはどうでもいい。彼のいるところ、いつでも陽だまりののんびりした時間が流れてる。

「くるるるる~っ」と鳴いて、いつもご機嫌。家人の動きとはまったく関係なく我が世を謳歌している風です。でも寝る時は母の布団の足元にいたりします。

そんな檸檬君ですが、同居猫の二人はどう見ているのでしょう?

楓「2ヶ月兄さんだからさ、やっぱ立てなきゃじゃん? でもケンカでは負けないよ。たまに巴投げが炸裂すると適わないけど、頭をとれば、俺の強烈なキックはすごいんだよ。冬は一緒に寝たり毛づくろいし合ったり、すごく優しい兄さんだけど、俺の飯取るのはやめてほしいよな。でも兄さんだから強く出られないんだよね・・・。」

さくら「んー・・・むずかしい・・・。おいかけっこやケンカごっこするときは3人でワ~ってやるから、すごくたのしい。でも、れもんちゃんにはよくきょういくてきしどう入れられてます。ふだんは寝てばかりなのであたちはかえで兄ちゃんとばっかり遊んでるから、れもんちゃんのことって実はまだなぞが多いの。でもああ見えて負けずぎらいみたいで、かえで兄ちゃんが行くところ、かならず自分もチャレンジしてるみたいよ。ジャンプ力のある人はいいな、あたちはさすがにテレビの上になんてとべないもん。あ!そうそう!トイレ!れもんちゃん、もう、あたちも使いたいんだから、いつまでもどこにするかホリホリなやんでないで、さっさとすませてくだちゃい!」

では、シーバのマグロ白身と鯛の切り身でささやかにお祝いです。

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みんな食後のデザートは別腹のようで。勢いが違います。

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楓くん、すごい勢いです。この後、余りたべなかったさくらのをせしめたのは言うまでもありません。

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・・・これが、鯛?(^_^;) ・・・確かにね、鯛の皮ついてたもんね。ははは・・・。

檸檬くん、いつも私たちを幸せにしてくれてありがとう。これからも今のままの檸檬君でいてね。

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2006年6月22日 (木)

抜糸しました

さくらは、6月20日に抜糸しました。傷もすっかりくっついて、引きつれも無く、腫れもなく、とってもいい回復状況だそう。というか、全快バリバリです。

それは、おおよそ察しがついていました。何度も包帯の縄抜けをして家中を駆け回っていたのを目撃していましたから。その度にこのすばしっこいお嬢様を捕まえて包帯をしなおすのですが、私は普段からにゃんこを扱いなれているので何てことはないのですが、私が結婚式で京都に行っている間、夫は難儀したようです。

縄抜け中♪

楓兄ちゃんだけでなく、檸檬ちゃんとも仲良しなのよ♪ 今は縄抜けの途中~♪

で、動物病院ではさくらさんはまさに「猫をかぶって」いい子を演じていたようで「大人しいですね~。いい子ですね~。」と皆から絶賛。・・・私の腕のみみず腫れを作ったのは殆どこの子なのよ~・・・と言いたいのをぐっと我慢。

帰宅してからも、この前みたいに誰も驚かない。本人も羽が生えたみたいに飛び跳ねていた。ほんの2週間で、なんか大きくなったわ~。んでもって、鳴く声が前よりクリアになって、「紐振って!」の声も「うにゃん!!」にステップアップ。・・・で、通る声なんだな、これが・・・。(^_^;)

楓兄ちゃんと、2階のかず兄ちゃんの部屋を訪問!

「かず兄ちゃんは開けてくれなかったけど、楓兄ちゃんがナメナメして慰めてくれたからいいの。楓兄ちゃんは取っ組み合いでも手加減してくれるし、優しいの~。紐でも遊んでくれるのよ。」

ムービーでもちょこっとだけ毛刈りしたところが見えますね。でも、なんかすごーーーーく甘えんぼさんになって帰ってきたので、これは嬉しいこと。スキンシップが余り好きじゃなかった彼女が、用もなくスリスリしてくれるんだもの。夫は、既に「眼に入れられるものなら、眼に入れたい。」と申しております。どこでも撫でさしてくれるし、私と一緒に寝るし、かわいい~~~。(^.^) 楓とさくら、平等に遊んでやるのはなかなか大変で、嬉しい悲鳴です。

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2006年6月20日 (火)

結婚式に招かれました

この週末は、京都での結婚式に招かれました。新郎を新婦より先に知ったのも私、新婦を新郎よりも先に知ったのも私。二人をたまたま同じお茶の席に引き合わせたのも私。・・・という、お二人の結婚式でした。それこそ、本当に出会いからずっと見守っていただけに、いつかこの日がくればいいなと願っていて、それが実現されて本当に胸が熱くなりました。また、この二人が似ていないようで似ていて、似ているようで違っていて、絶妙なコンビなんです。お互いが持っていない部分をちょうど補い合うような夫婦とでも言いますか。ともかく、いつも笑顔で心配りのできる新郎新婦、きっと幸せな家庭を築いてくれるだろうと安心してみていられる二人でした。

披露宴も二人が心を込めて演出したもので、肩書きなど堅苦しいことが一切なく、本当に会場の招待客全員が気持ちをひとつにできたような披露宴でした。

私はそんなこんなでお二人をよく知る人物としてスピーチを頼まれたのだけど、思っていたよりも順番が遅くて柄にもなく緊張して食事の味もよく分からない状態(完食はした!)だったのが、ちょっと残念。それと、私は数々の友人の結婚式でカメラマンを頼まれてきたことがあるのだけど、それはフィルムの時代の話。デジカメはいいのをもっていないので、シャッターチャンスや露光が思った通りにドンピシャと決まらないので、帰宅してチェックしてから、かなりがっかりしました。ろくなのがないんだもの。ベッドを買ったら、やはり次はデジカメかな~。

土曜の夕方からの披露宴、終わってから別の場所で皆でお茶したのだけど、これがまた久しぶりの顔合わせで、すごく嬉しかったです。ホテルに戻ってからも、夜の2時まで同室の人と話をして(というか、私がつき合わせたのかもしれないなぁ)楽しかったです。とにかく、一日のすべてがHappy!!で埋め尽くされた土曜の一日。

京都の観光は、翌日一日だけ。本当は土曜日の夕方まで時間があるから観光をねじ込もうと思えばできたのだけど、修学旅行生が一番多い時期なので静かな観光は無理、と諦めて日曜日に特別展示も何もない京都国立博物館に行きました。予想通り、静かな館内は落ち着いて仏様や様々な展示物を見るのに打ってつけ。駅からも遠くないので慌てずに全部見ました。これまで何度も京都を訪れているけど、蓮華王院(三十三間堂)の1000体の内、何体かは千手観音立像が京都国立博物館に収蔵されていると知っていたので、やっと24年にして初めて拝めたので感慨深かったです。そう、私は中学生の時から仏像が好きな、婆くさい少女だったんです。

Nationalmuseum

明治時代建造の特別展示館。常設展示しかなかったこの日は入ることは適いませんでした。

で、新幹線に乗る直前は、前のエントリにもあるように皇太子殿下とニアミス。

なんか全部自分に都合よく解釈してしまうけど、クロアチア戦以外は、本当にいい週末だったです。

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2006年6月18日 (日)

幸せな週末

一泊二日で、京都に行ってきました。内容については明日、また整理して書きたいと思っています。

でも、久しぶりに嬉しくて目頭が熱くなるようなことがありました、ということと、にゃんこと一日離れているだけで恋しくて会いたくなるくらいすっかり家族になっているんだなぁということが印象的な週末でした。

色々な意味でつくづく幸せを感じた週末でした。

※以下、もうちょっとでこれも幸せになったのに、ということ

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2006年6月11日 (日)

お嬢様、ご帰還

数日PCの調子が悪くてネットにアクセスできずにいたら、すっかり浦島になってしまった。ブログもエントリできずにいたので申し訳ないことである。

さて、我が家のにゃんずの紅一点であるシャルトリューのさくらさんは、兼ねてからの予定通り、6月9日に避妊手術を受けてきた。一泊して、10日には帰宅した。

ママにくっついて布団部屋に入ってきたの

定番の、「お洋服」姿。なんか恨めしそうに見えるのは気のせいだろうか。(^_^;)

檸檬も楓もすぐやってきて、においをフンフンとかいでいる・・・が、予想されたことだが、初物は苦手な檸檬くん、まさに「全身総毛立つ」とはこのことで、体中の毛という毛が重力に逆らって天に向かって立っている。尻尾は、もちろんボワボワである。・・・そんな反応したら、さくらちゃんが傷つくじゃないのぉ・・・。(^_^;) (写真ではすでにおさまりつつある)

くんくんくん「いや~ん」

楓はすぐにさくらだと認識したのか、誰でもウェルカムな性格だからなのか、さして驚きもせず、さくらの毛づくろいを始めた。

傷が痛むからか、それとも洋服が窮屈だからか、動きが鈍いさくらさん。でも、食欲はすごい。手術前日から絶食だったことや、病院では一切フードに口をつけなかったとかで、帰宅後は人が変わったようにガッツガッツと平らげた。「あー、食べた食べた。やっぱり家がくつろぐわね~。」という風情で、リビングにおいてあったキャリーケースの中で超爆睡。

でも、目が覚めてから遊びたくても体がいうことをきかなくて、兄ちゃんたちと遊べず、いじけモード。

お腹は変な感じだし遊べないの(;_:)」「おお、可哀想に、よしよし」

(手前の白い物体は、元ねずみの起き上がりこぼしです。90%の確率で楓が犯にゃん)

最近すっかり「女の子の父親」してる夫、そりゃもう不憫がってなだめるなだめる。まだ本調子ではないので、爪とぎの上でぼーっとしてる。結局その後はキャリーケースの中に戻り、また寝てしまった。やっぱり緊張したりで、疲れているんだね。早く抜糸の日が来るといいね。

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