ついに、マイバイシクルがやってきた!
先日、自転車ショップから自転車が組みあがったという連絡を頂戴したので、昨日早速取りにいった。
(注:猫は付属品ではありません)
コルナゴ Active Plus Shimano105の完成車。もう、子供みたいにドキドキ、わくわくして、もう帰りの道々、一人車の中で笑っていた。しかし、ここからの道が長いのだ。
何しろ、私は「変速機のついた自転車に乗ったことがない!」のだ。ママチャリの3段変速くらいだけど、そんなの変速機の内に入らないし。・・・豚に真珠、猫に小判なのは分かってる。しかし、自分の年齢から言ってもうそうそう買い換えることもないだろうから、入門機の中ではいいのを買いたいという思いはあった。レースにも出るので、レースにも出られて、ロングライドしても疲れないようなものがほしかったので、これは一番適当だったと思っている。
コルナゴに固執したのは、やはりイタリアのメーカーであり、燦然と輝く「Made in Italy」のステッカーが嬉しいから。腐り果てていてもAlfa Romeoに乗っている私は大のイタリアの工業デザイン贔屓。また、競技自転車を今でもきちんと作っているのもイタリア。今は台湾が自転車の一番大きな生産国となってしまったけれど、やっぱりイタリアでしょう。イタリアのコルナゴのHPはカンパで組んだ写真が載っていて、ハンドルのバーテープからタイヤまで赤で、そりゃもう可愛いんだけど、シマノだとそれが全部黒だと聞いていたので、どうせハンドルやステムは交換になるので、バーテープだのドリンクホルダーだけでも赤をお願いしておいた。サングラスまで赤いミラーグラスだったりする。年甲斐がない?でも赤は私のラッキーカラーなんだもーん。気にしない!
で、注文の段階で私の体のサイズを計測して、私の自転車経験を聞いて、ベストなサイズに店長さんがくみ上げて下さった。頭でっかちで、パーツカタログも見ているけど、経験豊富な店長さんは「お願いします。」と言っておくと乗り手にベストマッチなように組んでくださるのを息子のバイクで経験しているので、完全にお任せした。
果たして、その通りだった。帰宅してびっくり。家族3人のロードバイク。
はっはっは!見よ!このハンドルの高さ!しゃくってあること!ひとつ前の写真でも「ステムはどこ?」っていうくらい、この世に存在するステムの中で2番目に短いステムを探してくださったそうだ。そしてこのシートポストの短さ・・・。(T_T) かっこわる~・・・。でもしょうがない、かっこつけても体に合わないんじゃ仕方ないもん。意地でも700に乗りたかったんだから、ここは我慢。高田店長、ありがとうございます。m(__)m
店頭で「表の道をちょっと走って見てください」と言われてまたがった時は、初めてのママチャリ以外の自転車で、その前傾姿勢にやはり戸惑った。もちろん、家族が遠くからギア変えろ~とか言ってるが、そんなの出来る訳ない。すでにビンディングペダルにはしたが、一応シューズは普段の靴のまま乗った。いきなり立ちゴケしたくなかったし。で、ある程度慣れて、ビンディングを「外したつもり」で降りたり、ビンディングを「はめて走り始めたつもり」で走ってみた。うん、体のサイズには全く問題なさそう。慣れたらいけそう。店の前に戻ってきて、降りようとしたら・・・・・
「あ?左足が・・・届かない・・・・」 パタっ。
ビンディングシューズでもないのに、サドルからお尻を外すのを忘れて足を着こうとした(ママチャリではないので、サドルに腰掛けて足はつきません)ので、見事に支払い前に立ちゴケした。・・・ああ、マシンに傷がなくてまだ良かった。メットも被っててよかった。(奥様、被るよう奨めてくださってありがとうございます)
ま、とにかくビンディングの付け外しも問題ないし、サイズも丁度良さそう(と思うしかない、素人だもん)なので、私はお金を払って終了。ついでに夫と息子もビンディングペダルに変えた。夫は私と同じLook のKeo。私は入門だからクラシック、夫はスプリント。で、靴を店で出してみてびっくり。夫の靴は別の店で買ったのに、全くのお揃い、色まで同じだったのだ。いや~ん、ダーリンったら。(#^.^#) gaerneのエリオス(もちろんプラスチックソールの方ね)。なんだ、基本色は白なのね。(別色はオーダー)
息子は、Timeのビンディングにこだわりがあるので、今回もTime。これまで、初心者ということでMTB用のシューズとビンディングだったが、ロードの靴(Nikeには21.5cmなんてのがあるのだ!)を買ったので、ビンディングも変えることにした。・・・・・・・・・・・が、Timeのビンディング、新しいものは昔のものより簡単に装着できるようになったそうだが、息子は何度やってもはまらない。キリがないので、自宅で練習、ということにした。
・・・・・・あっ、そうだ!
息子が学校に行っている間に、私は変速機に慣れるようにコソ練するんだった。ブログなんてエントリしてる場合じゃないわ。ってことで、これにて失礼。
自転車だけでなく、靴にもこんな付属品がついていた。
んな訳ないです。中身を出したら、箱に入る順番待ちのにゃんこの行列が出来ましたとさ。
ああ、昨日立ちゴケした時にガードレールで打った左腕のアザがすごい。でもこれも勲章よっ。
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コメント
初めて(正確にはうん十年振りに)ロードバイクを買った1年前を思い出します.サドルに座っていては足がつかないというのであれば十分に高い位置にあるのではないですか.ハンドルより5センチ高いというのが標準のようです.低くし過ぎると漕ぐのが疲れるので,丁度良いところを模索していけば良いと思います.また,完成車の写真ですが反対側(右側)を写した方がクランクやチェーンリング周りが見えるのでより美しく見えると思います.雑誌の写真などはすべて右側を写してますよね.
投稿: iyashinbo | 2006年4月24日 (月) 12:51
iyashinboさん
コメントとTBありがとうございます。それから、アドバイスもありがとうございます。早速、2枚目の写真を右サイドから取り直して記事の写真を差し替えてみました。
しかし、よーく考えたら、リアバッグ取っとけよ、とかどうせならペダルも取っとけよ、とか突っ込みどころ満載ですが、まぁいいやと妥協しました。TREK買われた時のエントリ、読みました。緊張もするけど、嬉しいものですよね。サドルは、ぎりぎり足のつま先が着くくらいですが、それで体を支えられるほどではないです。そうですね、私の足の長さだと、これで十分高い位置なんだと思います。リアバッグを取ればシートポストのCOLNAGOの文字も見えて、もう少し長く見えるのかもしれません。・・・というか、今日写真を改めて見て、本当にハンドル、高いですねー。まぁ、この位置から徐々に慣らしていきます。
投稿: はるみ | 2006年4月24日 (月) 16:01
女性の方でしたか.サドルの高さとしてはシューズを履き,座ってかかとでペダルを踏んで足を伸ばしたところでペダルの最下点になるあたりというチェック方法があります.
Colnago,とてもお洒落ですね.うちの会社も女性でこれからロードバイクを買う人が何人かいるので推薦したいのですが,皆,予算が少なくて...
ハンドルは単純にしゃくると下を持った時にブレーキレバーが遠くなるデメリットがあります.上しか握らないのであれば問題ありませんが.
また写真ですが,細かいことを言えばチェーンはフロント側をアウタにかけた方がさらに見栄えが良くなると思います.
ちなみに私は現在2台目に乗っています(勿論家族は呆れてますが).
投稿: iyashinbo | 2006年4月24日 (月) 19:25
ぷぷぷ…この新車のウキウキ感と檸檬くんのまったり感の対比が絶妙ですね。
キャプションまで「このプラモデルにはシャアは付いていません」状態だし。
投稿: minikawa | 2006年4月24日 (月) 23:34
いや、シートが高くて驚きました。僕のバイクとそんなに変わらないじゃないですか(僕の足が短い?)。初めてのロードであの高いシートのバイクに乗れたんだったら、結構いけるんじゃない?
投稿: かずほ | 2006年4月25日 (火) 15:26
iyashinboさん
ハンドルの下は当分持つことはないだろう、という店長の判断でかなりしゃくって下さったようです。フルブレーキングの仕方とかもちゃんと教えてくださったので、大丈夫だと思います。こまめに上達度合いにあわせてメンテしてくださる方なので、これから少しずつ前傾姿勢になっていくと思います。
アウターに掛けとけばよかった、とは写真を見てから思いましたが、さして珍しいバイクでもないし、乗りたい気持ちの方が先だったので撮りなおしはしませんでした。ありがとうございます。
minikawaさん
> 「このプラモデルにはシャアは付いていません」
って・・・、プロトタイプゲルググのプラモにでも書いてあったんですか?すごい例えが出てきて脱力しました。
かずほさん
シートの高さはDe Rosaと余り変わりませんね。「初心者のセットアップ」に対する永井さんと高田さんの考え方の違いが出たのかもしれませんね。でもハンドルがあれだけ高いので、シートの高さはあれでも低く感じました。っていうか、ハンドルがやたら高いんですが。でもね、乗ってるときは感じないけど、押しているときに余りにも急に低くなってしまうとママチャリに慣れた人間は流石にちょっと違和感を感じるかも知れないから、その辺を考慮してくださったのかもしれません。シートはね、本当に乗っててそんなに高さは感じませんでしたよ。自然に腰を下ろせるし。
投稿: はるみ | 2006年4月25日 (火) 21:47
>「初心者のセットアップ」に対する永井さんと高田さんの考え方の違いが出た
それは強く感じるね。僕のバイクも気が付いたときには高田店長が勝手にハンドルをしゃくって付けてしまいましたからね(笑)。「初心者にはこの方が乗りやすいよ」って。反論できないところが高田店長がカリスマ(注)といわれる所以なのでしょう。
(注)ポジティーボの永井さんに、息子のバイクの整備をお願いしたときに「たかださんで買ったんですけど」と伝えたところ、平身低頭だったので伺ってみたら「高田店長といえば自転車店長の中ではカリスマですから、駆け出しの僕なんて恐れ多くて」なんっておっしゃっていたので、「ふーん、永井さんにしてこうなのだから、高田店長ってただのアバウトなおじさんじゃないんだぁ」なんと思ったことがあります。
投稿: かずほ | 2006年4月26日 (水) 10:14
かずほさん
ははは。そう、あなたのDe Rosaのハンドルがいつの間にかしゃくってあったのには笑いました。やはり二度の落車と二度の骨折の話を私がしていたので、あの自転車の特性とあなたの実力とを考えて、いい方法に変えて下さったんでしょう。何しろ、落車したのがいずれも自宅から100m以内のところで、というのを店長はご存知ですから。Teamの特性なども高田店長はサラっと口にしてらしたくらいだから、やはりよくご存知ですよね。
> ただのアバウトなおじさん
・・・高田店長に誰かがこのブログのことをチクってませんように。モナコあたりに密偵がいそうで心配~。
投稿: はるみ | 2006年4月26日 (水) 12:19
ハンドルの前側を上げることは「送る」と言うようです。
で、高田店長に「ポジションをコンパクトにしたい」と伝えたらハンドルを送ってくださったので、レバーを握ったときは楽になりましたけど、ドロップ部分を持ったときにブレーキが遠くなって、それはそれで厳しいものがあります。しゃくったり送ったりでポジションを出すより、やはりステムで調整した方がいいと思いました。
投稿: かず | 2006年5月 5日 (金) 07:40
かずさん
ほー、そうなんですか。じゃあ、私のは思いっきり送ってある、ということですね。送り過ぎてブレーキレバーが遠くなってしまったので、少しワイヤーで調節してもらわないと、フルブレーキングできなくて急な下り坂ではちょっと怖いです。握力も十分ではないし。
かずさんのマシンは基本的に永井さんが組んだので、根本的なことにどこまで手を出すかというのは指示がないとやりにくいんだと思います。
投稿: はるみ | 2006年5月 5日 (金) 11:58