楓、兄と風呂に入る
5年生の息子は、かねてから猫たちと風呂に入りたがっていた。引っかかれるし、結構大変だよ~と言っても、めげない。なにしろ、弟か妹が生まれたらオムツを替えてあげるんだとか、お風呂に入れてあげるんだと張り切っていた男だから、これは止めても無駄だろう。
標的になったのは、風呂場のドアを開けておいたら珍しくて見物にノコノコ入ってきた楓。ベンガルは水遊びが好きとは言っても、あくまで遊ぶのが好きであって、ずぶぬれになるのがすきな訳ではない。その証拠に、これまで私がシャンプーしてやっても決して「ワーイ♪」という顔はしていなかった。(^_^.)
まぁでも、檸檬やさくらに比べれば断然楽なのは確かなので(大人しいし、暴れないし、逃げ惑わない)やらせてみた。・・・ははは、泳ぐ泳ぐ。見事な犬かき。水温は調べたら人間の湯温と同じでいいようなので、ぬるめが好きな息子なら好都合。
洗うのは初めてなので、ポイントをきちんと教えてやって、私もタオルとドライヤーを手に風呂の中の様子を伺っていたが、いい兄ちゃんぶりを発揮していた。
怖くないよ、まず背中から洗うよ~。流すからね、いいかな~。もう一度洗うからね。最後にケツの周りをしっかり洗おうな。・・・・とか言ってる。楓もそんなに鳴いてないところをみると、優しくやってやってるのだろう。出てきた楓はさして疲れた風もなく、ドライヤーで乾かされて、まんざらでもない様子。
優しい兄ちゃんぶりだったなぁ。息子も成長したし、楓も生長したよ。ちなみに、毛換期に入っているのか、楓が上がった湯に浸かってゴミ取りネットで毛をすくったら、すごい量のアンダーコートが取れた。
この入浴シーン、いいビデオがあるのだが、さすがに顔もおケツも出ているのでエントリはできない。残念。
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コメント
す、す、凄い!!!
一緒にお風呂に入れてあげている息子さんも凄いし、
一緒に入って泳いでいる楓くんも凄い!
むかぁーし、先代の猫と入ったことあるけど、私も
猫も落ち着いて入っていられなかったもの。
一緒に入るなら、せいぜい体重500グラム以下だなぁ。
投稿: カゴメのかーちゃん | 2006年3月29日 (水) 03:24
カゴメのかーちゃんさん
楓は3.6kgになりました。足とお尻を洗って、しっかり抱っこして入るのは赤ちゃんと一緒です・・・が、ベンガルに限らず、泳ぎの得意な猫は多いので、するりと腕から逃げ出してしまいます。
なので、数回拉致したものの、根負けして湯船から上がって洗い始めたものの、さすがに息子は温まり方が足りなかったらしく、「ちょっと待て、体が冷えたからお湯かぶるからよ。」と、いちいち猫に断りを入れているので、もうドアの向こうで笑いをこらえるのに必死でした。(^_^.)
それにしても写真にも写ってますが、何でこんなに湯が濁る?すすぎ不足?と思ったんですが、まぁリンプーのせいも多少あるものの、実はアンダーコートを全部すくいあげたら結構お湯が澄んできたので、やはりシャワーだけでは取りきれないものなんだなぁと妙に感心しました。最近売り出されている犬用のお風呂を買おうか、とか真剣に検討しています。でもデカいんですよね・・・。
投稿: はるみ | 2006年3月29日 (水) 14:46
猫かき、って初めて見ました・・・。
投稿: akberlin | 2006年3月29日 (水) 23:43
akberlinさん
猫が泳ぐ姿って見ないですよね。湖にキャンプに行って、嬉しさをこらえきれず、湖に走って飛び込んだ・・・なんて時に頭に浮かぶのは、大抵レトリーバー種などの犬ですよね。猫が喜び勇んで湖にダイブ・・・って想像できないですよね。
でもね、猫の「魚食いたい!」という強い欲求が水嫌いを克服して、猟師が船から落とした魚をゲットするために泳ぐようになった猫種って案外あるんですよ。今となっては家庭猫になったそれらの「泳ぐ猫」の末裔たちは、だから今でも水遊びが大好きだったりします。泳ぐのが好きな猫ってのは流石にあまり聞きませんけどね。
楓もこの時大騒ぎした訳ではなかったので、もっと幼少のチビチビの時から一緒に入浴する習慣があったら、風呂で泳ぎを楽しんだかもしれませんね。
で・・・何を言いたかったかというと、猫も泳ぎは決して苦手ではないんですよと言いたかったんだ。
投稿: はるみ | 2006年4月 1日 (土) 15:30