私は復活、夫は手術
私はおかげさまで、この土・日にひたすら静養に励んでいた(空気清浄機選びにカタログを熟読するのに忙しかったとも言う)ので、元気になった。朝、通勤しながら「おお、まっすぐ歩ける」と感動したものだ。いやー、先週はやっぱり病んでいたんだなぁ。疲れかしら。とにかく、仕事もバリバリこなし、いい感じ。
一方、夫は今日から入院。4月にロードバイクで落車して折った鎖骨を固定していたプレートを抜く手術があったからだ。さすがに年齢と共に骨のつきは遅く、「骨と筋肉」の治療に関しては毎日50件くらい事案を目にしている私も「うちの夫の骨はつきが悪いなぁ。」とは思っていたが、ようやく抜釘術(ばっていじゅつ、と読む。業界用語だろうなぁ。)が受けられることになった。長かったよ、鎖骨って普通もっと早いんだけどね。外側端ということもあってつきにくかったとはんだけど、まぁ、年齢とか、運動不足とか、カルシウム不足だよね。涙ぐましいことに、夫は骨折してから大嫌いだった牛乳を毎日飲むようになった。美味しい牛乳を選んでいるせいもあるだろうが、最近は牛乳に対して抵抗はなくなったようだ。
今日は家のローン申請の(まだやっていたのだ!)書類を揃える大詰めの日なので、夫の見舞いは後回しになったが(所詮局部麻酔だし・・・と見慣れた私は冷たい?)予想通り元気そうなので安心した。もちろん、ざっくり切って骨をいじったから痛みはあるが、「肩を手術したというのに、自分のブログにその一部始終をエントリする元気はあるらしい」から、帰宅してPCを開いてからというもの、心配するのは一切やめることにした。・・・やるだろうとは思ったが、当日エントリするとは思わなかったよ。あっぱれ・・・というか、呆れると言うか。ま、元気で何よりだけどさ。
で、事故の関係の仕事を長くやっていた私も、実物の金属プレートを見た事はなかった。チタンのプレートとボルトだというのは聞いていたが、外した部品はきれいに洗われてビニールの袋に入れてあった。
プレートを入れる時は某大学病院から呼んだと思しき名医が執刀してくださったのだが、さすが、鎖骨のねじれにきれいに沿わせて微妙にねじれたプレートが美しい。車や自転車の手仕事の美しさに共通するものがあって、「おお、匠の技だわ。」などとベッドに横たわる夫のことは忘れて見入ってしまった。見るからにチタン、という鈍い光もたまりません。ああ、この部分がレントゲンに写っていたところね・・・とか、見る目が仕事モードになってしまう。いやぁ、勉強になった。
んで、ボルトを抜いた鎖骨というのは当然ながら穴ぼこが埋まるまでガラス細工のように扱わなくてはいけないので、夫はこれから佳境に入る引っ越しの役にはまるで立ちません。覚悟はしていたから、いいんだけどね。
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コメント
かずさん、とりあえず、プレートがはずれて
おめでとうございます。ゆっくり養生してまた
春にはご子息と自転車に乗れるといいですね。
投稿: akberlin | 2005年12月 6日 (火) 18:24
私も数年前に抜釘してでたワイヤー(というかまさに釘のような形のもの)とってありますよー。なんか捨てれないんですよね。
ひとまずはご主人の手術が成功してよかったよかった(^^)はるみさんも体調が回復されたようで、よかったですねー。でもこれからますます慌しくなりますから、十分ご自愛下さい。
投稿: ひとみ | 2005年12月 6日 (火) 23:32
akberlinさん
ありがとうございます。おかげさまで、夫は明日退院です。外す手術はたったの3泊の入院で済むんですね。春に・・・乗れるように十分筋力をつけて欲しいですね。
ひとみさん
ええー?骨折なさったことがあったんですか?主婦の骨折は大変そうです・・・。抜釘はたったの3泊の入院で済むので、久々息子と一緒の部屋で布団を並べて眠ったんですが、蜜月もあっという間に終わりです~。奴もさすがにもう360度回転やかかと落としなどを深夜にかまさなくなったので、横に寝ていても安眠できるようになりました。新居に移ったらベッド生活なので、鈴鹿以外で並んで寝ることもなくなるので、ちょっと名残惜しかったりして・・・。子離れできてませんね。
投稿: はるみ | 2005年12月 8日 (木) 00:53