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2005年10月25日 (火)

Queen+ポール・ロジャース来日公演

昨夜、20年前からの付き合いのQueen友達から、久々に電話をもらった。Queen+ポール・ロジャースの公演に行くと言う。懐かしくなったので電話してくれたらしい。彼女はロジャー・テイラーのファンだから、まだいいのかもしれない。ヒッチコックな体型になったって、生きてステージに立っていればまだ救われる。

亡くなったメンバーのファンだったバンドのライブを見に行くこと程辛いものはない。まだ存命中だったとは言え、Rattを辞めてしまったロビン・クロスビーのファンだった私は、ロビンのいない来日公演を見たときに、悲しみに打ちのめされて全く楽しめなかった。

ましてや、フレディともなれば、ボーカルであると同時にバンドの顔である。メインになる人物である。音作りから、舞台のセッティングから、進行まで全てあの人中心に回っていたのだ。そんな人がいない舞台を見に行くなんて、耐えられない。それにジョン・ディーコンも音楽活動から引退しているのだから。

だから、私はロジャーとブライアンの元気な姿は見たいと思いながらも行こうとは思わない。私のQueenとの大切な記憶は、1985年の来日公演で終わっている。でもそれで構わない。あの幸せな時間は、私の一生の宝物だから。

電話をくれた友人には、ぜひ楽しんできてもらいたい。

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コメント

「後悔をしない」が信条の私が唯一悔いている事は、クイーンのライヴが観られなかった事。
ですから今回の復活には戸惑いましたが、来日公演に行くべきか随分迷いました。しかし、ロジャーが唄う「RADIO GAGA」を聞き帰宅後にCDを聞き直した時『あの』クイーンでなくては意味が無いと感じた事を思いだしたり「フレディがいない、フレディじゃない」と思い、後悔し続ける事にしました。ディーコンさんがいれば、少し違ったかもしれませんが。。。

このツアーなかなか評判が良いようで、と言ってもグレイテスト・ヒッツな内容である事は間違いないですから、きっと皆さん楽しい時間を過ごされる事でしょう。

はるみさんは、クイーンを体験されたんですね。うらやまぢい〜(TT▽TT)です。

投稿: hm_ato | 2005年10月25日 (火) 23:20

とうとう、日本にいっちまいましたか、
「なんちゃってクイーン」。
フレディのいないクイーンなんて、イチゴの抜けた
ショートケーキみたいなモンですよね、本当に。

ところで、ロビン・クロスビーさんって・・・
もうご存命ではないのですか?
harumiさんが精魂込めたトラのモチーフの
ジャンパーを思い出します・・・。

風邪、お大事に・・・。

投稿: akberlin | 2005年10月26日 (水) 05:51

hm_atoさん
クイーンのこと、お好きだったんですね。元々"Radio Ga Ga"はロジャーの曲なので、あれはまぁロジャーが歌っても許せると思いますけどね。フレディの曲を他の人が歌うというのはちょっと私には耐えられそうもありません。

Queenが活動している時にファンでいたこと、そしてシューマッハーの黄金時代にF1ファンでいたこと、琢磨さんがF1にステップアップしてきた時に居合わせたこと。皆、素晴らしい偶然として神様に感謝しています。


akberlinさん
はい。日本でも追加公演が出たりで、盛況なようです。苺の抜けたショートケーキ・・・というより、スポンジのないショートケーキという方が合ってるかも。
で、ロビン・クロスビー氏ですが、2002年6月6日にエイズで亡くなりました。私も割と最近まで知らなくて・・・。本当に残念です。大好きだったのに。

投稿: はるみ | 2005年10月26日 (水) 20:27

ああ、自分もどっかでちらっと聞きましたが、あれはQueen+ポール・ロジャースであってQueenではないんですね。
自分が好きなのはQueenなんで、自分も正直興味ないです。
それにしてもQueenを生で見れたはるみさんが羨ましいです。
ま、その辺は巡り合わせとかタイミングがあるんでしょうがないですが。
Beatlesの場合だと自分が生まれた時には既に解散してたし…。

投稿: minikawa | 2005年10月26日 (水) 20:38

いや〜何を隠そう僕も"A Day At The Races"からのクイーンのファンなので、フレディーが亡くなってからのクイーンってイメージ無いですね。 http://kazu-style.com/blog/2005/01/22/1106366217565.html で「ジュエルズ」をこき下ろしたくらいだから、ポール・ロジャースを使うなんて…ブライアンもロジャーも嫌いだぁぁぁぁ…

投稿: かず | 2005年10月26日 (水) 23:37

いや、クイーン時代の曲をやってるからって、
あれは・・・カラオケだよねぇ。

でもピーター・ガブリエルが抜けたあとに
フィル・コリンズで売れまくったジェネシスの
例もあるからねぇ、それをねらったのでしょうか・・・。

でもフレディーって本当に特徴のある声をして
いましたよね。代わりは・・・見つけられないだろう。
早くに亡くなって惜しいことでした。

そういえばボンジョビが新曲を出しましたね。
Have a nice dayっていうんですが、80年代の
雰囲気ばりばりのボンジョビ節。
聞いていると新曲なのに、懐かしい気持ちに
なります。

ロビン・クロスビーの悲劇・・・そんなことが。
そして彼もエイズの犠牲者だったのですね・・・。

投稿: akberlin | 2005年10月28日 (金) 21:22

minikawaさん
そうですね。たまたま早く生まれたのはラッキーだったのかもしれません。でもそれを言い出したら、私も75年からQueenを家で姉と一緒に聞いていたのに、当時ライブに行く年齢ではなかったので(小学生低学年)今思うと何回もチャンスを逃していた訳で、悔やまれることも多いです。まぁでも、シューマッハーとミカのバトルを目撃できただけで、私は幸せかもしれない、と思っています。あんなバトル、もうそうそうないでしょうから。

かずさん
フレディが亡くなってからのイメージ。そうなんです。その時点で終わっていなければいけなかったんです。私としてはフレディがプロデュースに関わらなかった唯一のアルバムにして最後のアルバムMade In Heavenは、「何でもいい、歌う歌をくれ。今はとにかく歌を。」と言って作曲を共同でする体力がなくなっても、せめて歌だけは歌って残したいという切なる願いから遺された彼の歌声を元に、残りの3人が編曲して作られたものです。
あれを聴くと、フレディが既に痩せて声量が落ちてしまったことよりも、彼がプロデュースに関わらないとこんなにもロジャーとブライアンの色が強く出てしまうものなのかと驚かされます。84年から作曲も編曲も「Queen」とクレジットされていますが、なるほどフレディが編曲に携わっていないアルバムはクイーンの音楽になっていない、と改めて痛感します。音楽的指向がバラバラの4人のバランスを取っていたのは紛れもなくフレディだったのだと思い知らされます。

minikawaさんもおっしゃってるように、私もQueenが好きであり、その中でも敢えて挙げればフレディが好きだったというだけなので、あの4人が作り上げる奇跡のような作品はあの4人が揃わなければもう二度と再現はできないのです。ましてや、メンバーの半分を替えてのツアーなんて、興味ないです。Queen+ポール・ロジャースなんて言ってるけど、ブライアンとロジャーは二人だけになったメンバーでQueenを名乗ってほしくないです。
Jewelsは・・・(-_-;)ブライアンも雑誌のインタビューで東芝EMIを非難しているように、ああいう寄せ集めアルバムを作る権利を勝手に行使して目的も定かではないアルバムを作ったことに憤っているそうです。

akberlinさん
ジェネシスの例ねぇ。また活気付いたロジャーとブライアンがポールとアルバムを作ってQueenの名前なんてまさか付けやしないだろうかとハラハラしています。
フレディは数々の才能を持っていましたが、最後の最後まで歌うことを切望していました。声を遺したいって。ライブでも作曲でも編曲でもなく、歌うことをやはり何よりも愛した生まれながらのシンガーだったのだと思います。

ボン・ジョビと言えば、今AERAの表紙になってますよ。ジョンが。よく似てる別人かと思ったけど、彼ももう40代だよね・・・。
ロビンはね・・・そう、そんなことがあったのよ。凹みました。嫁になりたいとまで思った人でしたから。

投稿: はるみ | 2005年10月29日 (土) 03:55

織田哲郎によると「Paul Rogersのコンサート~QUEENを歌う夕べ~」てな感じだったらしいですよ。
詳しくはこちら。この人の日記、結構おもしろいです。
http://t-oda.jp/diary/index.html

>akberlinさん
前にオペラ歌手の錦織健がBarcelona歌ってましたけど、全然フレディの曲になってなかったですね。
相手の女性オペラ歌手の方は結構それらしく聞こえたんですが…。

投稿: minikawa | 2005年11月 7日 (月) 22:52

minikawaさん
そうですか、織田哲郎も行ったんだ。

Barcelonaは、個人的にすごく好きなんです。フレディのソロじゃないから。フレディに限らず、Queenのメンバーって個性が強すぎて、ソロをやらせると自分の世界にどっぷり浸ってしまって、アルバムを聞くとドっと疲れるんですよね。ああ、この4人はだから4人で丁度いいんだ~、と思う瞬間です。

で、Barcelonaは作曲も他の人、カバリエさんも加わったことで中和されて、アクの強さが和らいでイイです。フレディも憧れのプリマドンナに恥じないように発声練習をすごくしたようでかなり声が出ていたし。
でも、確かにあのアルバムは、オペラ歌手同士が再現すると別物になっちゃうでしょうね。これまた、フレディマジックなんだと思います。

投稿: はるみ | 2005年11月 9日 (水) 03:55

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