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2005年8月15日 (月)

ゾンビ味噌、復活の日

2002年夏、小学校のPTAのイベントで味噌作りをした。家庭科の先生の選りすぐりの大豆と、米麹で作るというもの。3年前に同じ材料で作ったという見本を試食したら、艶があって、きゅうりにつけるといくらでもいけてしまうくらい美味しかった。

味噌は作って3ヶ月はノータッチ、それからはこまめにかき混ぜ、冷蔵庫に保存した方がいいと言われていた。しかし、私が体を壊したり、冷蔵庫の底に眠らせたりしていたので、1回かき混ぜたきり存在を忘れていた。その存在を思い出したのは、356Lの冷蔵庫が壊れて100Lの繋ぎの冷蔵庫を買ったときだった。味噌なんて入らない。だから心ならずも(本当か?)邪魔にならないところに出しっぱなしにしていた。

息子だけは覚えていて、「味噌、手入れしてる?」と時々私に尋ねてきたが、「う、うん。」と曖昧な返事をして過ごしてきた。

しかし!465Lの冷蔵庫を手に入れた今、味噌が余裕で入る!・・・3年もほったらかされてとっくにお亡くなりになっているだろうと思った味噌の蓋を恐る恐る開けてみたら、どうもなっていなかった。遅まきながら、最近毎日混ぜている。艶もでてきた。そして昨日、初めて家族には黙って味噌汁にして出してみた。

・・・・・・反応、無し。(T_T) 良かったのか、悪かったのか。

私「味噌汁、どうだった?」

夫「え?あー・・・食べ終わっちゃったからねぇ・・・んー、いつもと変わらない?」

子「・・・うん、いつもと大して変わらない。でも生活クラブ生協の方が美味しい。」

私「あ、そう。そうだよね。私も、ふーんて思ったもん。・・・実は、あれ、手作り味噌なの。」

夫・子「あの味噌、まだ生きてたの!」

はい。ゾンビ味噌は不正確だね、生きていたんだから。でも手抜きした分熟成が足りないので、もう少し気長にかき混ぜるか。

050815miso

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